Amazon Aurora
Amazon Auroraは、リレーショナルデーターベースを提供するAWSリソース。クラウドの良さを最大限に引き出すために開発したよ。
Amazon Auroraのデータベースエンジンは、MySQLとPostgreSQLの2つ。
種類は少ないものの、MySQLは5倍、PostgreSQLは3倍のパフォーマンスを発揮するように作られているよ。
フェイルオーバー
Amazon Auroraは、マルチアベイラビリティゾーン構成を取ることができない。その代わりに、障害時はリードレプリカをプライマリにすることができる。
Amazon Aurora のリードレプリカは、Amazon RDSのリードレプリカと同じく、読み取り処理専用のコピーで、プライマリと非同期レプリケーションがされている。
ただ、1つだけAmazon RDSのリードレプリカと異なる点がある。それは、Amazon Aurora のリードレプリカはプライマリに変わることができる点だよ。
プライマリになったリードレプリカは、読み取り処理専用ではなくなり、新規登録、更新、削除ができるようになる。
このように、マルチアベイラビリティゾーン構成は取れなくても、耐障害性を高めることが可能だよ。


クラスタエンドポイントは、プライマリとの接続点のこと。
読み取りエンドポイントは、レプリカとの接続点のこと。
クロスリージョンレプリケーション
クロスリージョンレプリケーション(CRR:Cross-Region Replication)は、リードレプリカを複数のリージョンに跨って配置するもの。
クロスリージョンレプリケーションにより、耐障害性を高め、ユーザーの近くで高速に読み取り処理を行うことができるよ。
Amazon Aurora Serverless
Amazon Aurora Serverlessは、Amazon AuroraとAWS Auto Scalingを組み合わせたもの。
Amazon Aurora Serverlessは、処理量に合わせて性能を自動的に上げ下げする。
キャンペーンやピークなど利用者が急増する場合や、アクセス数が予測できない場合に活用することで、コスト最適化をすることができるよ。